【イエテラスの新築コラム】住宅ローンの頭金とは? 目安額や試算方法を解説【太田市・桐生市・みどり市・伊勢崎市・足利市で新築住宅をお考えの方へ】
- 2021年10月02日
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皆さまこんにちは!
いえとち本舗 群馬東毛店の吉田 です!
【太田市・桐生市・みどり市・伊勢崎市・足利市で家づくりをお考えの方へ新築に関するお得な情報を毎回更新!!】
不動産の購入は人生の中でも大きな買い物のひとつであり、太田市・桐生市・みどり市・伊勢崎市・足利市で新築をお考えの多くの方が住宅ローンを利用するでしょう。住宅ローンを組む際、必ず「頭金」という言葉を耳にするのではないでしょうか。
今回は、住宅ローンの頭金の役割、目的、メリットなどを解説します。頭金について一から知りたい方はもちろん、頭金を支払うべきか迷っている・頭金額の目安を知りたいという方は必読です。
住宅ローンの頭金とは?
住宅ローンの頭金とは、住宅ローンを利用する際に不動産購入価格の一部を現金で支払う、「自己資金」と呼ばれるものです。
不動産購入価格の全額を借り入れるのではなく、一部を現金で支払うことによって借入額を抑えられます。
その結果、住宅ローンの毎月の支払額や、利息を含めた最終的な総支払額を抑えることができるのです。
つまり、少しでも住宅ローン返済額を抑えるためには、住宅ローン契約時の「頭金」が重要なポイントとなります。
頭金を多く支払うほど借入額が少なくなり、将来的な経済的負担が減ります。
一方で、頭金を支払わないほど借入額が多くなり、支払い期間が長くなることで、利息を含めた総支払額は上がるといえるでしょう。
住宅ローンの頭金額。目安はどれくらい?
住宅ローンの頭金額の目安として、不動産購入価格の「1〜2割」を自己資金で支払うケースが多いようです。
また、住宅ローンの超低金利が続いている現在、頭金の割合も少ない傾向にあります。
ただし、頭金をいくら準備するかは各々の貯金額や生活費によって大きく異なるでしょう。
借入額を抑えるためだけに、貯金をすべて頭金に回してしまうと、直近の生活費や緊急事態に対処できません。
反対に目先の住宅ローンに頼りすぎてしまうと、将来の生活がローン返済に圧迫されてしまう可能性が高くなります。
住宅ローンの頭金額は、一概に不動産価格の「1〜2割」と考えるのではなく、自らの経済状況やライフスタイル・将来の人生設計を踏まえて慎重に検討することが大切です。
住宅ローンの頭金額の決め方は?
では住宅ローンの頭金額はどのように決めるべきでしょうか。ここでは住宅ローンの頭金額の決め方のポイントをいくつか紹介します。
購入する際の諸費用・毎月の生活費・将来への貯蓄を残す
住宅ローンの頭金額を決める際には、不動産自体の価格だけでなく、購入にかかる諸費用を考慮に入れなくてはなりません。
諸費用には仲介手数料や登記費用・印紙税・引越し代などが含まれます。一般的に諸費用は現金で支払う必要があるため、不動産購入価格の1割を目安に自己資金の一部として準備しておくことをおすすめします。
また、頭金額を決める際には、一定期間分の生活費と将来への貯蓄を残すべきです。
目安として毎月の生活費の半年〜1年分が手元にあると安心できます。養育費や大きな買い物など、ライフプランに合わせた将来的な支出も考慮しておきましょう。
現在の年収・家賃から借入可能額を把握する
住宅ローンの返済額は毎月の家計の大部分を占める存在になります。さらに、住宅ローンの返済は何十年と続くため、無理なく支払い続けられる額でなくてはなりません。
平均的に住宅ローンの借入額は、年収の5〜7倍が多いようです。
また、住宅ローンの年間返済額は、年収の25%以内が安心できるといわれています。
年収が不安定な場合には、現在の家賃と同程度、もしくはそれ以内の毎月返済額になるように、住宅ローンの借入額を調整するのもひとつの方法です。
自らの返済シミュレーションを把握することで、住宅ローンの頭金額も決めやすくなります。
住宅ローンの頭金を多く支払うメリットは?
住宅ローンの頭金額は人それぞれですが、多く支払うことでさまざまなメリットが生まれます。
住宅ローンの総支払額を抑えられる
頭金の割合が大きくなると当然、総借入額が少なくなるため、住宅ローン金利に相当する額も抑えられます。
毎月の返済額が減ることで家計に余裕が生まれるでしょう。
また支払い期間を短縮すれば、その分利息が減り最終的な総支払額を抑えられます。長い目で見た経済的な負担を減らすためには、少しでも総支払額を抑えたいものです。
低金利の住宅ローンに優遇される可能性が高まる
頭金を多く支払い、融資率を低くすることで、低金利の住宅ローンに優遇される可能性が高まります。
住宅金融支援機構と民間の金融機関が連携して提供している「フラット35」と呼ばれる住宅ローンは、優遇金利があることで知られています。例えば、借入期間が20年以下の場合は、21年以上の場合より金利が低くなります。同様に融資率が9割以下の場合、9割超の場合よりも金利が低くなります。
このように頭金を多く準備することによって、低い金利で住宅ローンを組むことができ、結果的に総支払額を抑えられるでしょう。
売却リスクを軽減できる
急な転勤や住み替え希望など、万が一住宅ローン返済期間中に、太田市・桐生市・みどり市・伊勢崎市・足利市の物件を売却しなくてはならなくなった場合、残債は大きな痛手となります。
一般的に不動産は購入直後、15〜20%程度値下がりしてしまいます。低い価格で売却した場合、住宅ローンの残債が売却価格を上回り、借金として残るリスクがあるでしょう。手放した物件のローンを支払い続けるという事態は避けたいはずです。
住宅ローン契約時に頭金を少しでも多く支払うことで、このような売却リスクを軽減できます。
住宅ローンの頭金なしは可能? 注意点は?
最近では住宅ローンの種類も増え、不動産を購入する際の諸費用込みのオーバーローンなどもあります。
また、頭金なしのフルローンも可能です。自己資金が十分ではないものの、どうしても欲しい物件に出合った場合や、将来への貯蓄のため資金を残したい場合など、フルローンの用途はさまざまでしょう。早い時期から返済を始められるうえ、借入額が多い分、年末の住宅ローン控除額が多くなります。
ただし、フルローンを利用する場合には注意も必要です。ここでは住宅ローンで頭金を支払わない場合の注意点を見ていきましょう。
総支払額が多くなり、毎月の返済額も多くなる
頭金を支払わない場合、不動産購入価格の全額を借り入れることになります。「フラット35」などの住宅ローンでは、融資率が9割を超えると金利が高くなります。
借入期間が長い分利息も積み重なり、総支払額は頭金ありの場合より多くなるでしょう。当然毎月の返済額が多くなり、家計を圧迫するかもしれません。
変動金利の場合、金利による影響が大きい
住宅ローン金利の見直しを一定間隔で行う変動金利の場合、借入額が多いと影響を受けやすくなります。金利変動の影響を抑えられることが頭金のメリットのひとつです。
返済計画が崩れやすくなる
借入額が多いと、長いライフスパンで住宅ローンと付き合わなくてはなりません。
毎月の返済額が一定であっても、不測の事態で大きな支出が必要になる可能性もあります。借入期間が長いほど返済計画が崩れやすくなるため、細心の注意を払ってください。
完済前の売却リスクが大きい
頭金を多く入れる場合とは反対に、返済期間中の売却リスクが高まります。
住宅ローンを組んで間も無く物件を手放すような事態にならないよう、慎重な選択が重要です。
無理なく安心できる住宅ローンを
住宅ローンを契約する際の自己資金である「頭金」にはさまざまなメリットがあります。目安は不動産購入価格の「1〜2割」とされていますが、各々の経済状況やライフプランにより、適切な金額は異なるでしょう。
頭金を必要としないフルローンもありますが、リスクを考えると少しでも頭金を用意できたほうが安全です。
太田市・桐生市・みどり市・伊勢崎市・足利市で住宅ローンを契約する前には、十分な返済シミュレーションを欠かさずに行いましょう。
では。
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