【イエテラスの新築コラム】良い家を建てる秘訣!それは本当に必要な物ですか?【太田市・桐生市・みどり市・伊勢崎市・足利市で新築住宅をお考えの方へ】
- 2021年05月15日
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皆さまこんにちは!
いえとち本舗 群馬東毛店の吉田 です!
【太田市・桐生市・みどり市・伊勢崎市・足利市で家づくりをお考えの方へ新築に関するお得な情報を毎回更新!!】
太田市・桐生市・みどり市・伊勢崎市・足利市で家づくりを本格的にスタートするとこんな壁に当たることがあります。
「新築のマイホームに取り入れたい物が沢山あり過ぎるため、間取りもいまいち上手くまとまらず、予算も足りなくなってしまった。このような場合、家づくりをどう進めていけば良い?」
これは、一生に何度もないの家づくりだからとイロイロ家に取り入れてしまう「アレもコレも家に取り入れたい病」が原因ですね。
家づくりを始めると次々とやりたい事が出てくることが多く、特に間取りの初期段階ではついつい入れたい事を全部取り入れた家にしようとして、予算がオーバーしてしまうことがよくあります。
このように「アレもコレも家に取り入れたい病」というのは厄介な反面、この「アレもコレも家に取りいれたい」と思う事は、実は良い家を建てる秘訣がいっぱい詰まっている部分でもあるんです。
今回は、そんな「アレもコレも家に取り入れたい病」の対応方法と太田市・桐生市・みどり市・伊勢崎市・足利市で良い家を建てるための秘訣についてお話したいと思います。
それではどうぞご覧ください。
それは本当に家に必要?
先日、数年前に引渡しをしたお客さまの例です。
そのお客さま(旦那さま)は予算内で家を建てたいという考えが強い方。
一方、奥さまはアレもコレも家に取り入れたいという方でした。
家づくりの場合、旦那さまや奥さまなど誰かが最終的な決定権を持っていることがほとんどです。
そのご家庭は旦那さまが決定権を持っていたので、最終的には予算内で家を建てる事を重視した家づくりをする事になりました。
でも、家を建てるのに「アレもコレも」となっていては予算内で収めることができなくなってしまいます。
その時に重要だったのが、仕分け作業です。
コストに対して満足度が高い物を優先的に採用して、コストが高いけど使う頻度が少ない物は採用しない、又は代用できる物に変更するという作業のことですね。
その方の当初の計画の中で一番コストが掛かっていたのが屋上でした。
屋上を造る理由を聞いてみると、
「今住んでいるマンションから年に一度近所の花火大会が見える。だから新しい家でも花火大会を見たいんだけれども、購入した土地は周りに家が建っていてバルコニーから花火は見えない。だから屋上をつくって花火を見たい」
というのが1番の理由でした。
ちなみに、そのケースでは屋上をつくるために必要な金額は100万円を軽く超えていました。
旦那さまは屋上はいらない。奥さまは屋上が欲しい。
ご夫婦で意見が分かれてしまいました。
そこで、屋上をつくるのに必要な金額を弾き出して、本当に金額と見合う価値があるのか聞いてみました。
あまり生々しい数字を出すのもなんなので、ここでは屋上一式300万円と仮定します。
その時のやり取りをざっと再現します。
私『屋上をつくるのに必要な費用は300万円ほどです。30年間毎年花火を見たとして、1回あたり10万円の計算になりますね。』
奥さま『1回あたり10万円ですか!?』
私『有料観覧席を毎年家族で購入したとしてもそちらの方がお得です。屋上から花火を見ることだけが目的であれば、一度、他の方法を検討されてみるのもいいかもしれませんね。』
奥さま『今の話を聞いて考えが変わりました。花火に10万円も掛けなくていいです。屋上は無しでお願いします。』
こうして屋上をつくる事は取り止めになり、予算内に収まる形で家が完成しました。
ちなみに、旦那さまに家ができてから花火はどうしているのかを聞いてみると、近所の河原に毎年家族仲良く花火を見に行っているそうです。
こういう話は家づくりではよく出てきます。
特に今回のような例はよくありますし、高級な設備などでもそうですね。
迷った時は、さっきの花火大会のように1回あたりいくらで使う事になるのか計算してみると、かなり分かりやすくなります。
見積もりで1式〇〇万円というイマイチ具体的に想像がしにくい金額から、リアルに想像できる金額に変わってくれるので、それだけお金を掛けて欲しい物かどうかがイメージしやすくなるんですね。
例を挙げてみましょう。
例えばお風呂にサウナをつくったとします。価格を仮に100万円と設定します。
耐用年数20年、週2回使うとして計算してみると・・、1回500円。光熱費を入れて600円くらいといったところですね。
この金額が価値に見合うのかどうか。
もっとサウナに入るなら価値は高くなって満足度も上がりますし、そんなに入らないなら近所のスーパー銭湯のサウナを使う方がメンテナンスや掃除も必要ないので便利と言えそうです。
キッチン等の設備も同じですね。
50万円と100万円のキッチンで迷ったとします。
耐用年数を20年として考えると、月々で約2,000円の差額になります。
「月々に2,000円」と「お気に入りのキッチンを手に入れること」、どちらが価値が高いか考えてみると、より効率的に予算を配分することができます。
どうでしょうか?
数万円くらいの物だと感覚的に高いか安いか判断しやすいですが、このように価格が高くて高いのか安いのかピンとこない場合、1回あたりいくらかを換算すると、どれくらいの価値があるのか分かりやすくなるんですね。
このように計算すると、お金を出す価値があるものか分かりますので、予算の関係で迷ったら、1回あたりの金額を出してみると判断しやすくなるのでオススメです。
優先順位を考えてみる
要望に優先順位をつける。
実はこれ、家づくりで物凄く重要なことなんです。
先ほどのように1回あたりの価格を出すことの他に、「アレもコレも」と出てきた要望の優先順位をつけることも、家の満足度を大きく高めてくれるんですね。
優先順位というと1つずつ順位が高い順に並べていくイメージが強いですが、そこまで厳密に仕分けなくても大丈夫です。
どういう風に優先順位をつければ良いかというと、必ず叶えたい項目(must項目)とできれば叶えたい項目(want項目)に分けてあげるのがポイントです。
必ず叶えたい項目となる「must項目」は家をつくるための理由とも言えるので、最優先するべき項目です。
これが叶わないのなら家づくり自体を再検討してもよい・・・くらい重要な項目なんですね。
次に、できれば叶えたい「want項目」は、「must項目」までいかないけども、家にあると嬉しい項目のことを言います。
「must項目」が100%だとすると、60%くらいが「want項目」の目安です。
そして、「must項目」にも「want項目」にも漏れた「何となくあるといいな」くらいの要望は、思い切ってカットしてしまう。
実は、それくらい優先順位の低い項目は家ができてから思い出す事もないくらいのことがほとんどなんです。
私たち家をつくる側にとっても、家を建てる人の優先順位を知ることはとても重要と言えます。
まず最初にどんな家にしたいか沢山お話を聞かせていただきます。
まず最初に思っている事を全部出してもらうんですね。
ただ、それだけでは太田市・桐生市・みどり市・伊勢崎市・足利市で良い家はできません。
色んな要望が整理されておらずごちゃ混ぜになっているんですね。
そこで次に、仕分けの作業に入ります。
先ほどのように、何が「must項目」で何が「want項目」なのかを1つずつ明確にしていくんですね。
家を建てる人の「must項目」と「want項目」が分からない場合、動線や光の入り方などを考慮した、とりあえずの間取りをつくることはできますが、それがそのご家族に合った間取りだと自信を持ってオススメすることはできません。
それくらい、優先順位を付けるという事は家づくりで重要なんですね。
ぜひ一度、あなたの優先順位をまとめてみてください。
きっと、あなたの建てたい家の全体像が見えてくるはずですよ。
まとめ
「アレもやりたい、コレもやりたい」となってしまった場合、効果的なのは今回ご紹介した2つの方法です。
1つはコストパフォーマンスの視点で見てみること。
家の金額はよく分からないことが多いですが、1回あたりに換算すると、それが高い物なのか。
それともコストパフォーマンスに優れたものなのかが分かります。
そして、要望に優先順位をつけること。
優先順位をつけると、どんな家を建てたいのか頭の中が整理されてスッキリしますし、なんで太田市・桐生市・みどり市・伊勢崎市・足利市で家を建てるのかも改めて気付くきっかけになってくれます。
まずは大きな視点で家づくりを見ていくことが、ブレない家づくりの秘訣となってくれるでしょう。
ご参考にしてみてくださいね!
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