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【イエテラスの新築コラム】子供部屋を中心に考える家づくりとは?鍵はコミュニケーションにあり!【太田市・桐生市・みどり市・伊勢崎市・足利市で新築住宅をお考えの方へ】

皆さまこんにちは!

いえとち本舗 群馬東毛店の吉田 です!

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家をつくる人の動機の大半は、子どもの誕生や成長にあると言われています。つまり、子どものための家であり、子ども部屋が必要になってきます。 それでは、子ども部屋をつくる上でどのようなことに気をつければいいのかを紹介していきます。

子ども部屋をつくる上での注意点とは

子どもにもプライバシーの権利がある

子どもは、発達段階の過程で小学生くらいから羞恥心を感じるようになります。大人にプライバシーの権利があるように、子どもにももちろんプライバシーの権利があるのです。

では、そもそもプライバシーとは何でしょうか?プライバシーとは、個人や家庭内の私事・私生活のことで、他人からの干渉・侵害を受けない権利の事を言います。

羞恥心を感じ始める子どもにはプライバシーの権利が大切になってきます。

玄関から子ども部屋までの間にリビングを挟む

スマホの普及とともに、家族間でコミュニケーションを取ることが減っているとも言われます。

あなたもスマホを操作しながら返事をしたり、一緒にいるのにスマホがメインになっている行動をしていることはありませんか?

スマホの普及は私たちの生活を便利にしてくれていますが、このようなデメリットも同時に発生していたのです。

家族という存在は特に、一緒にいても気を遣わないことが多いので、自分が夢中になれることばかりをしてしまいがちです。

スマホを操作するのに夢中で、一緒にいるのに会話がない。せっかくのマイホームでそれでは寂しいですよね。

玄関から子ども部屋までの間にリビングがあると、ほんの少しでも家族が触れ合う時間になります。「ただいま」や「お帰り」といった挨拶であったり、部屋を出て出かけるときなどにも話す機会が増えます。

リビングを挟むことで、あなたの家庭の会話にほんの少しでも花が咲くと素敵ですよね。

子どもは大人になって家を出ていく

どんな子どもであれ、それぞれ自分の人生があり、結婚や就職など様々な理由で、最後には家を出ていきます。

それでも、子どもは自分が育った家を忘れません。心や身体が疲れた時、部屋を見て懐かしむ事も必要かもしれません。

そんな子ども部屋になる事が理想的ではないでしょうか。

子ども部屋の必要性

子どもがまだ小さい家庭でも、将来的には子ども部屋を作ってあげたいと考えているはずです。

しかし小さい家や狭い部屋が多い家では、子ども部屋をつくることは難しい場合もあります。

子ども部屋は本当に必要なのか考えてみましょう。

 

子ども部屋を与える理由

では大きくなっていく子どもに、「子ども部屋」を与える理由はなんでしょう?

思春期を迎えると親と距離を置きたくなる

思春期というのは、身体的にも精神的にも社会的にも、子どもから大人への成長の過渡期なのです。この時期は、自らの行動に周囲の大人から責任を持たされることが多く、本人を取り巻く社会の対応も大きく変化していきます。

このため、精神的に不安定になりやすいのです。このような目まぐるしい変化の中では、一人になりたいと思う時期があります。

自分一人で考え行動することが必要にもなります。

自立心を養うための予行演習の側面がある

子どもはいつか必ず自立しなければいけません。そのためには、自分自身で考え行動することが必要になります。

朝起きてから寝るまでの生活習慣の事、学校など社会で起きた出来事、自分の将来の事等すべてを親に言われるがまま・・・というわけにはいかないですよね。

自分でやりたいことを見つけて、自分でどんどんやっていくということ。つまり、自己実現力が必要です。

子ども部屋を設けることは、これらの力を培うための予行演習の側面があります。

子ども部屋の広さは6畳で十分

子ども部屋を考える時に、最も悩んでしまうのがその部屋の広さです。子ども部屋は6畳あれば創意工夫で便利に使用することができます。それでは、6畳の子ども部屋をどのように活用していくのでしょうか?

成長していくと同時に必要書籍が多くなるため、本棚のスペースは必要

昔と比べてかなり数は減りましたが、日本人の平均年間読書本数は12冊前後と言われています。これに加え、学校などで必ず使用する書籍を含めると膨大な数の本の量になっていきます。

このため、子ども部屋には本棚のスペースが必要になります。中学・高校で使用する書籍も充分に多いですが、大学や専門学校に進学することを考えてみてください。

どの分野に進むかはわかりませんが、医療関係や美容関係など、専門的な分野の学校に進学すると書籍の数は計り知れません。

いずれにせよ、学校で使用する以外にもたくさんの書籍が増えてくる可能性があることを頭に入れて置いてください。

無用の長物になる学習机は買わずに、ローテーブルで済ませる

学習机というと、それだけで1畳分のスペースを取るほど大きい物が多いです。

また、学習机の収納はというと、書籍が数冊程度、小物を入れるための収納スペースがある程度です。これだと、成長する度に増えていく物や書籍を収納することができません。

6畳というスペースを有効活用するためにも、学習机は買わずに出し入れできるローテーブルにして下さい。学習机やベッドなどは、1日の内で使う時間が限られてくるものです。つまり、使用しない時間帯には、収納できるようにすることで友人を呼んだり、自分の趣味に使用したりと、子ども部屋を有効活用できるのです。

子どもが複数の場合、最初から個室にすべき?

物件の部屋の数は限られています。その中でどう部屋分けをするかがとても大切になります。子どもが複数いる場合、どのような部屋分けをするのが良いのでしょうか。

最初は共用部屋にして後に別々に分ける「スケルトン&インフィル」を用いる

物心ついていない時から、子どもたちに部屋を1つずつ与えることができる家庭がいくつあるでしょうか。

ほとんどがそうではないはずです。最初は共用部屋という場合が多いのです。

そこで便利なのが、「スケルトン&インフィル」という手法。 「スケルトン&インフィル」をご存知ですか?

「スケルトン&インフィル」とは、建物のスケルトン(構造躯体)とインフィル(間仕切り等の内装)とを分離した構法です。スケルトンは「柱」を意味しており、インフィルは「詰め替える」ことを表しています。

スケルトンがしっかりしていれば、インフィルの変更はしやすいです。この構法にすることで、間取りの可能性が広がり、リフォームやリノベーションがよりしやすくなります。そして、結果的に長く暮らせて子どもの代まで繋げる立派な家として機能するのです。

この「スケルトン&インフィル」を用いることで、最初は共用部屋でも後から別々に分けることが可能になります。子どもの成長にも合わせられるところが大きなメリットです。

共用部屋にして、カーテンやパーテーションで区切る

共用部屋にして、後からカーテンやパーテーションで区切る方法もあります。この場合、子どもがお互いの部屋に行き来しやすく、コミュニケーションを大切にできるメリットがあります。

反対に、壁で仕切られているわけではないので「音」が気になってしまうのがデメリットです。

カーテンやパーテーションで区切る共用部屋が、コミュニケーションを促進するなら「音がうるさい」というデメリットも一概には悪い事ではないのかもしれません。

子ども部屋への動線

子ども部屋を中心に家を考える時、その動線をどのようにつくっていけばいいのでしょうか?

玄関から直通は避けよう

玄関から子ども部屋に直通で行けてしまうと、行き帰りに気付かないことや、言葉を交わさないこともあり得ます。それでは、どのようにするのが良いのでしょうか。

リビングで必ず顔を合わせるような動線を意識すべし

子どもの成長発達や、社会適応能力を養うには、コミュニケーションがとても大切だと言われています。1日の内で最も関わりが多くなるのが家族です。

家族間のコミュニケーションは、子どもの性格やコミュニケーション能力を左右するとても重要なことなのです。

話すネタや、関わることがなくても、リビングで顔を合わせることでなにか会話やイベントが生まれることがあるかもしれません。

人は「無関心」になることが一番よくないとも言われます。子ども部屋を、リビングを通る動線にする事で「無関心」を防ぐことができ、家族間のコミュニケーションも増やすことができるでしょう。

子どもの友達が来ても「どんな子かな?」と確認することができる

親の立場からすると、自分の子どもがどんな子と付き合っているのか気になりますよね。

どんな子と付き合っているかを知ることで、コミュニケーションのきっかけにもなります。また、その子の親とのコミュニケーションも生まれるでしょう。

 

リビング階段の注意点

リビング階段はコミュニケーションが取れるため人気がある間取りですが、注意点もあるのでみてみましょう。

料理の匂いやTVの音が子ども部屋まで漏れてしまう

家族の大多数がリビングで過ごすことが多く、そこには臭気や騒音も存在します。

リビングに階段があると、これらが直接上に上がっていき子ども部屋まで漏れてしまいます。

結果的に、子どもの集中力を削いだり、ケンカの原因になったりする可能性もあります。

暖房で温めた空気が2階へ逃げてしまう

リビングにはエアコンやストーブといった防寒機器が置いてあることが多いです。またリビングは家族の共用スペースなので、使用頻度も高いです。

しかし、リビングに階段があるとここで暖めた空気がすべて上昇して逃げていきます。

結果、リビングが暖まらず、電気代も無駄になってしまう恐れがあります。

 

リビングで勉強するスタイルを導入

最近テレビなどで、東大生の多くがリビングで勉強していたという話を耳にします。実はリビングで勉強することは、他にもメリットが存在するのです。

ダイニングの横にカウンターを設けて、そこで勉強する

ダイニングカウンターで勉強することで、子どもには大きなメリットがあります。それは、誘惑に負けずに勉強ができるという点。

自室で勉強を始めたとしても、つい机の上のものをいじって遊んでしまったり、部屋の中のものに気を取られてしまったりと、集中できないことが多いのです。

ダイニングカウンターに、宿題やテキストなど必要な物だけを持っていく事で、集中して取り組むことができるのです。

わからない問題があった時に親に聞きやすく、それがコミュニケーションになる

リビングでの勉強は、一見集中できないように感じますが、実はそうではないのです。家族が側にいることで程良い緊張感と安心感を持って学習に取り組むことができるのです。

そして、分からない問題があった場合、親にすぐに聞くことができるため結果的に学習効率も上がります。

また、大切な家族間のコミュニケーションにも繋がります。

 

巣立った後の子ども部屋の用途

子どもが自立して巣立った後、子ども部屋だけが残されてしまいます。どうせなら残った子ども部屋も有効活用していきたいものです。残された子ども部屋にはどのような用途があるのでしょうか?

書斎や趣味の部屋に

子ども部屋という広いスペースを得ると、色々なことができます。今までキッチンやリビングに雑然と置いていた本や雑貨や趣味の道具を持っていく事ができるようになります。

夫婦それぞれの趣味部屋があることで程よい距離間の中でリラックスして生活することができます。

 

夫婦共用だったら、シアタールームに

それぞれに自分の領域があると嬉しいものですが、せっかくの広いスペースなので夫婦共用のシアタールームにする事もできます。

残された時間を残された部屋で、夫婦一緒に過ごすことも考えてみてください。

 

来客用の部屋として使うためにリフォームする

子どもが結婚して新しい家族が増えた時、帰省した時に利用できるように綺麗にしておくのも良い活用方法です。

 

将来をイメージした子どもの部屋づくり

現在、子ども部屋を中心に家づくりを考えることは必要不可欠といえます。子どものプライバシーに配慮したり、動線を考えたり、複数子どもがいる場合の部屋の構造など、たくさんの事を考える必要があります。

しかし、子どもは最終的に自立して巣立っていきます。そこまでの将来をイメージした子ども部屋づくりがよいでしょう。

子どもが巣立った後は、夫婦で共用のスペースにしたり、別々の趣味の部屋にしたり、来客用にリフォームすることもできます。

子どもがいる間だけでなく、巣立った後どのように活用できるのか、という将来まで考えた家づくりが大切です。家というのは、多くの人が一生に一度きりの買い物になります。

これらを踏まえて後悔のない、家族みんなが幸せに毎日を過ごせる家づくりをしましょう。

 

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