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【イエテラスの新築コラム】ペットと暮らす家の間取りや工夫の紹介! 犬や猫の特徴を理解して考える家づくり【太田市・桐生市・みどり市・伊勢崎市・足利市で新築住宅をお考えの方へ】

皆さまこんにちは!

いえとち本舗 群馬東毛店の吉田 です!

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ペットは家族の一員です。新しく家をつくるときは、「ペットと暮らす家」としてしっかり検討したいものです。

小さなかわいい家族の一員も一緒に快適に暮らせる家はどのようにすれば作れるのでしょうか。

人間にとっては望ましいものも、ペットにとっては心地よくない・危険だ、ということがあります。ぜひ知っておきたい、犬や猫などの代表的なペットの習性や人間とペットの違いをご説明したうえで、お互いに気持ちよく生活する家のヒントをお伝えいたします。

今後のよりよい「ペットと暮らす家」作りにお役立てください。

 

ペットと暮らすために知っておきたいこと

ペットの犬と子供たち
ペットと一緒に暮らす家を作るにあたって知っておきたいことがあります。それはまず一番に、ペットの習性についてです。新しい家を作る前から家族として一緒に暮らしている場合は、ある程度自分のペットの習性については把握していると思いますが、それが新しい家づくりにどう生かすことが出来るのかという事も考えていかなければなりません。

また、家を建てるタイミングで、ペットを新しい家族として迎え入れるという場合はしっかりと習性を把握してペットも人間も快適に暮らせる家づくりを考えていきましょう。

今回はペットとして2大メジャーである、犬と猫に絞ってその習性をご紹介したいと思います。

犬の好きなことや苦手なこと

犬はとにかく子犬の時から動きが活発です。そして運動も大好き。犬を飼ったら毎日のお散歩は欠かせない日課となるでしょう。

また、庭や外に出たら土を掘ってしまうのも犬の習性ですね。大好きなおやつを貰ったら庭に埋めて、後からどこに埋めたのか忘れてしまうなんて言う可愛いエピソードも犬ならではと言えるのではないでしょうか。

さらに犬は昔オオカミだった記憶でしょうか、ほら穴のような狭くて暗いところが大好きです。

次に苦手な事としてはとにかく寂しがりやで一人にされるのは苦手なようです。また、体が毛でおおわれているので体温の調節がしづらいという事が特徴で、舌を出したり、毛の少ないおなかを冷たいものに当てて体を冷やしたりするそうです。

 

猫の好きなことや苦手なこと

猫の動きというと、しなやかで軽やかに動いているイメージですが、その印象の通りで高いところが大好です。獲物が見つけやすい事や敵に襲われにくいという事がその理由だそうです。

猫はひなたぼっこも大好きなのです。確かに冬の風景として、猫はいつも丸くなって寝ている気がしますよね。

また、猫も犬同様狭いところが大好きです。よくそんな細いところを通れるなと言うくらいの隙間もするする通っているのを目にしたことがあると思います。

次に苦手なことは、不潔な事。猫はよく自分の体をなめてキレイにしていますよね。

あれは汚れを取ることによって病気を防ぐ意味もあり、キレイな体にすることで自分の気配を消すという意味もあるそうです。生きるためにも清潔であることは重要なポイントのようですね。

また、猫は自分の縄張りに入られるのが大嫌いです。家の外であっても自分が見える範囲は猫にとってテリトリーだそうなので、外と行き来している猫の場合は、庭や外構などで他の猫と争いにならないように注意したいですね。

ペットと暮らす家の間取りと工夫

ペットとくつろぐ広々したリビングダイニング

ペットと一緒に生活をするために、家の間取りはどのように工夫をしたらいいのか、愛犬・愛猫のために頭を悩ませているご家族も多いでしょう。

人間ならば、靴下を履いたり、スリッパを履いたりして、足の裏を保護することができますが、ペットはそういきません。

とくに、足の裏の肉球はとてもデリケートです。人間とは違ったペットだからこその問題を考える必要があるといえます。

 

階段は緩やかに作る

ベンチとしても活用できるスキップフロアの階段

ペットの身体に負担をかけないためにも、一緒に生活をする住宅では、階段を緩やかに設置するといいでしょう。そうすることで、ペットたちのやわらかい肉球にも負担がかからず、飛び降りたときの足腰への衝撃も最小限におさえることができるのです。

段数が増えてしまうことを懸念されるかもしれませんが、安全を考えるとペットばかりでなく、人間にとっても大きなメリットがあることです。例えば、妊娠中であったり、高齢になって足腰が思うように動かなくなったときであったりしても、階段が緩やかなほうが、上り下りがしやすいですし、より安全にもなります。

 

足がすべる・肉球が傷つく床材を避ける

犬と住むことを考慮したリビング

ペットの身体に負担をかけないためにも、ペットに優しいフローリングにすることが大切です。例えば、メインとなるペットの生活スペースには、コルク材を使用したり、ペット用のコーティングをしたりするのです。

一般的なフローディングでは、掃除をしたあとにワックスでもかけたら、ペットがすべってしまいけがの原因となってしまいかねません。ペットのためにも、ある程度グリップ感がある床面にしましょう。

 

お掃除ができるだけラクになる工夫

ペットの犬のための土間スペース

ペットと暮らしていると、毎日のお掃除もペットの事を考えた対応が必要になってきます。まずは、抜け毛対策。抜け毛には埃だけでなく尿や糞が付いている場合もあり、放置して抜け毛を家族やペットが吸い込んだりすると大変です。

また、外で遊んできた猫や散歩に行った犬の足には外の汚れが付いています。その汚れを家の中に持ち込まないようにするのが最良ですが、取り切れなかった、足についた泥などで汚れることもあるでしょう。

このような汚れを掃除するためには、家の内部の素材選びが重要になってきます。床材や壁紙など汚れが付きにくい素材を選び、また、掃除がしやすいようになるべくフラットな作りにすることをお勧めします。

 

運動不足にならないように遊び場を作る

勝手口に設けた大型犬コーナー

毎日散歩に出かける犬や、ある程度自由に外に遊びに行く猫でも、家の中で自由に動けるスペースがなかったら、ストレスを感じてしまいます。

全てをペットが自由に行き来できるようにする必要はありませんが、ここはペットが遊んでもいい場所だよと言うスペースを作ってあげるといいでしょう。

場所が決まっていれば、人間の方から遊び場に行って一緒にあそんで上げることも出来ますし、その場所以外では遊べないよと教えておけば普段の暮らしもそんなに気を遣う必要がなくなりますね。

ペットと暮らす家には、安全のための工夫も必要

ペットと生活をともにしていると、様々な危険が想定できます。

玄関のドアを開けたらペットが出て行ってしまう、料理をしているのにペットがキッチンに入ってきてまとわりついてくるなど、いくらでも危険の可能性をあげることができるでしょう。

日常生活では、どうしたらペットがドアを開けても出ていかないのか、どうすれば料理をしているときにキッチンに入って来ないかということを、家族みんなで目を離すことなく、また部屋にも工夫をするべきだといえます。

 

ペットフェンスの設置

勝手口に設けた大型犬コーナー

玄関やキッチンなど、「飛び出るのが困る」「ペットには危険な食材がある」「刃物や火気に触れるのが怖い」という場合は、ペットフェンスを設置し、ここは出入り禁止であることをわかるようにします。
特に階段の往来で腰を痛めがちな犬の場合、さらに階段入り口部分にもペットフェンスをつけるのもよいでしょう。

 

浴室のドアは必ず閉める

脱衣所・浴室の天井が繋がった板張り仕様のバスルーム

浴槽にお湯が張ってあるときに、ペットが誤って落ちて溺死してしまったというケースが報告されています。

また、ボディーソープやシャンプー・リンスを誤飲してしまい、動物病院へ搬送されることも珍しくはありません。そのため、家族は徹底して浴室のドアを閉めるようにしましょう。

もしも、洗濯のために残り湯をためているのなら、浴槽のふたも忘れずにしてください。家族みんなが二重に気を付けることで、ペットを浴槽の危険から守ることができます。

 

バルコニーの隙間からの落下を防止する

ペットと暮らすリビングとつながる広々バルコニー

バルコニーの目隠し板に隙間があるという住宅も少なくありません。ですが、わずかな隙間であってもペットが落下する危険性があるのです。隙間があるのならそのままにはせず、パネル式のベランダ用目隠し、木製や樹脂製のラティスで隙間をなくし、危険性をなくすようにしましょう。

 

ペットが食べてはいけない植物は植えない

愛犬も嬉しそうに芝の上を走り回る庭

マイホームのガーデニングにこっているという家庭も多いでしょう。開放的なお庭があれば、ペットも元気よく駆けまわることができるので、健康にもつながると考えているかもしれません。ですが、植える植物に気を払う必要があります。

身近な植物でも、ペットが口にしてしまうと危険なものがあるのです。サトイモ科の植物である、スパティフィラムやカラーは、ペットがかじっただけでも、口内炎や皮膚炎を起こしてしまいます。

また、チューリップや水仙、ポインセチア、ジャスミン、スズラン、クロッカス、シクラメンなども、ペットにとっては危険な植物になります。ガーデニングをするときは、ペットも安心して駆けまわることができるよう、植物には気を付けるようにしましょう。

ペットにも部屋とプライバシー空間が必要

パーソナルスペースのあるネコのための部屋

人間の家族とともに生活をしているペットたちは、基本的に人間が好きなものです。大好きな家族と一緒にいたい、一緒にいたら甘やかしてもらいたいと思っています。

とはいうものの、ペットにもプライバシーがあります。眠るとき・排泄するとき・雷などにおびえたとき、ペットは自室でひとりになりたいと思うのです。

 

エサや飲み水置き場は人の動線から少しずらす

ワンコと人が快適に暮らせる賃貸住宅

ペットのためにエサや飲み水を用意しますが、その置き場所は家族たち人間の動線からずらしたほうがいいでしょう。これは、家族のためでもあるのです。

食事をしているときに、小さな子どもが手を出してしまったら、エサに興奮しているペットにケガを負わされてしまうこともあるのです。

考えられる限りのアクシデントを防ぐために、ペットのお部屋ともいえるスペースを作ってあげましょう。壁際を選ぶのがポイントです。

ここに、コの字型ないしはL字型の空間を作り、「安心してエサを食べられる場所」を用意してあげるのです。

また、そこに家族からの視覚を遮るように収納を設置して、「エサやペット用品を納める場所」にするといいでしょう。

 

ペット用トイレスペースの工夫

黒で統一したシックなトイレ

ペットのためにトイレスペースを確保するなら、できるだけ家族から見えないような場所に設置することが大切です。

そうすることで、ペットは安心して排泄することができるのです。奥まった場所を選んで、そこに接している壁や床に防水加工を施せば、ペットにとっても家族にとっても快適な空間になるはずです。

 

充分な換気・空調管理

中庭からの太陽が気持ちい空間に愛犬も大満足

1日中ペットと共に家にいられれば問題はないことですが、どうしても仕事や買い物などで家を空けてしまうことはあります。

締め切った空間では、ハウスダストやダニなどの繁殖が起こりやすい状態にありますので、換気が充分に行われている状態かを確認します。

これから「ペットと暮らす家」をつくろうとなさっている場合、あまり神経質に考えなくても大丈夫です。

建築基準法で24時間換気が義務付けられているからです。とはいえ、真夏・真冬は犬や猫のために冷暖房を使用することもあるでしょう。

パッシブデザイン(太陽光のあたたかさを取り込む/暑さを外に逃がすという自然エネルギーを利用する家の建て方)の考え方を取り入れれば、光熱費の低減につながります。

犬と住む家造りと間取りの工夫

犬を飼う場合、特に中型犬・大型犬を飼う場合は、適度に運動をさせてあげなければなりません。そのためには外へ出ていく必要があるといえます。

ここでは、犬ならではの工夫ポイントについて説明します。

 

散歩後に犬の足を洗う場所を造る

愛犬専用のシャワーも設えた愛犬と遊ぶためのスペース

散歩から帰ってきたとき足を洗うための蛇口を、ペットの出入口となりそうな玄関ないしはリビングの窓、勝手口のいずれかのそばに設けておけば慌てなくて済みます。おすすめは、リビング窓のそばです。

庭を犬が自由に走り回れる「ドッグラン」のようにしてあげたい、とお考えの方も多いはずです。庭で遊ばせた後、そこで足を洗えればとても便利でしょう。

また、蛇口の下にほんの10センチほどの高さの枠を作って水を溜めておけば、自由に水を飲むこともできますし、暑がりの犬種には夏のプール代わりにもなり安心です。

 

ヒノキチップを活用

防虫効果のあるヒノキチップを活用

犬の死因で大きな割合を占めるのがフィラリアです。蚊に刺されることで発症します。

対策として、ヒノキチップを活用することをおすすめします。

ヒノキやヒバにはヒノキチオールという防虫効果のある成分が含まれているほか、消臭効果も期待できるのです。

 

屋上や庭などをドッグガーデンに

薪ストーブとドッグランがある愛犬家が住む家

犬はとにかく元気に走り回るのが大好きです。

天候の具合などによってはお散歩に行けない時もあるかもしれないことを考えると、庭の一部を犬が自由に走り回れるドッグガーデンとして作ることも考えておきましょう。

庭があると犬は大好きな穴掘りも出来ますね。もし敷地に余裕がない場合には屋上をドッグガーデンとして利用するのもいいかもしれません。

 

室内も運動スペースを考えて回遊動線を確保

ペットの寝床のある回遊の廊下

家の外部にスペースが取れない場合は家の中でも運動できるようにしたいものです。そのためには、体の大きさにもよりますが、ある程度のスペースは必要になってくるでしょう。

例えば、行き止まりがないように、回遊できるような動線を計画すれば、それほど大きなスペースがない場合でも、いつまでも走り回ることが出来て、運動不足も解消できるでしょう。

猫と住む家造りと間取りの工夫

猫の行動範囲は半径500メートル以内だといわれています。この500メートルの範囲内で、飼い猫であっても他の猫や人と接触することもあります。

他の猫から病気を移されたり、人にいたずらをされたりすることもあるかもしれません。そのため、できることなら愛猫が家庭の中で生活ができるよう、快適な家づくりをしたいものです。

 

キャットタワーやキャットウォークを造る

吹抜けを中心に猫がかけまわるキャットタワーと猫階段

猫は縦横の立体的な動きを好みます。いわゆる「キャットタワー」を設置する、家の中もどこかしらに縦横の移動ができる部分を作るなどの工夫が必要です。

段違いの棚を作りつける方法はとても有効です。また、吹き抜け上部の窓際などに猫が自由にお散歩できるキャットウォークを作ってみるのもよいでしょう。

キャットウォークはさほど幅が必要ではありませんので、家の中のあちらこちらに作ってみると猫も屋内の暮らしを楽しめるはずです。

 

猫が「自分の場所」を確保できるように

ネコ扉も設計された住宅

時に“集会”を行う猫ですが、基本的には単独行動を好むのが猫の特徴です。これを考えると、複数の猫を飼っている場合、1匹1匹が「自分の場所」と感じられるスペースをそれぞれに作るのが理想的です。

特に、飼ってみたら相性が悪かった、先に飼っている猫がいるがもう1匹飼うことにした、というときには「猫の自分のスペース」は重要な問題となります。

相手がいやなら離れていればいいわけですが、スペースが足りなければそれもままなりません。

集まりたいときに集まって、飽きたら自分のテリトリーへ戻る……。この猫の性質を考えると、スペースの数も気にしたいところです。

 

猫の爪とぎ習性に対処する

爪とぎをしているネコ

猫を飼っていると、どうしても壁で爪とぎをしてしまうことに頭を悩ませていることでしょう。これは猫にとっては縄張りをアピールするためのものなのです。

猫の習性である以上、そう簡単には直すことができません。そのため、家族たちが対策をする方が得策です。

猫が爪をとぐところを、麻縄で巻いて保護したり、麻縄パネルで覆ったりすることで、本来持っている習性を我慢させる必要もありませんし、大切な家も守ることができます。

 

猫が日向ぼっこできるスペースを設ける

ペットの猫とリビング階段

猫は日向ぼっこが大好きです。日向ぼっこにはポカポカして気持ちいいだけでなく、様々なメリットがあるそうです。

太陽の光を浴びることは人間にとっても言われていますが、猫も同様にセロトニンと呼ばれる幸せホルモンが出るそうです。

また暖かい場所で取る良質な睡眠は起きている時の活動も元気になるそうです。日当たりのいい場所に、気ままに一人でのんびりできるスペースを作ってあげましょう。

 

好きな時に通れるように「ペットドア」を

猫の暮らすためのペットドア

猫は大変好奇心旺盛な生物です。自分の家の中を自由気ままに動き回っていて、目の前に扉があることで、自分の行動が制限されたら、そこを開けようと必死になってアタックするそうです。

特に猫は夜行性なので、例えば家族が寝ている寝室の扉を開けて中に入りたいと思ったら、家族が寝ていようがお構いなしに扉にジャンプして体当たりして、引っ掻いて、というように開けてくれるまでアタックすることも。

そうならないように、家の内部の扉にペットドアを付けてはいかがでしょうか。

そうすれば、フラっと寝室に入って来て、またフラッと出ていくのも猫の自由になりますし、人間は扉の開け閉めの為に睡眠不足になったりしないですよね。

まとめ ペットと暮らす家のつくり方

ペットと一緒に暮らす家族の家は、飼っている動物の種類によっても、気を付けなければならないことが違ってきます。

ペットが安心・安全に暮らすことができるのはもちろんのこと、どうすればより楽しく過ごすことができるのかも考えてあげたいところです。

今回ご紹介したようなペットのための様々な工夫を凝らすことで、お互いが末長く快適に暮らせる住まいが実現できるでしょう。

では。

 

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